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納得のいく転職を!活動計画を作成する


転職活動中の人と話をしていると、活動計画を立てることなく、行ったり来たりを繰り返してしまっているケースを時々聞きます。受ける会社の優先順位が事前に明確になっておらず、後になって「間違えた!」と慌てていたり。あるいは、十分な準備をする時間がなく面接に臨むことになったり。

転職活動をスムーズに進めるためには、転職活動全体のプランを立てることが有効です。私自身も2回目の転職時には、いきなり動き始めるのではなく、まず全体像の整理・計画作成の場を作ることで、その後の活動がぐっと円滑になりました(1回目の転職ではかなり右往左往してました。苦笑)。本日は、転職活動の全体プランを作ることのススメについてのお話です。

1.活動計画を立てることの意義

転職活動の計画を立てることが有効な理由は、大きく2つあります。

1-1.効率的な転職活動

最初に必要な情報を集めて、候補企業の中の優先順位等を考えることで、後になって「やり直しが必要。先にこうしておけば良かった…」という手戻り・後悔を極力少なくすることができます

結果的に、転職活動を終えるまでの期間を短くすることができます。この期間短縮化は、働きながら活動をする人にとっては特に重要なファクターでしょう。

 

1-2.納得のいく転職活動

計画作成時の重要なポイントに、「絶対に譲れない点・譲歩してもいい点の明確化」「受けていく企業の優先順位付け・グループ化」があります。

転職活動でよくあるのは、「優先順位があまり高くない企業Aから内定が出たが、優先順位が高い企業Bの選考はまだ続いている」というケースです。A社への返事を引っ張ることができない場合、「早く終わらせたい」という気持ちからA社で妥協してしまう、あるいはB社に賭けてA社を諦めたが結局B社からの内定は出なかった…のどちらかになると悲劇です。この場合、優先順位さえ明確であれば、より志望度の高いB社の選考を先に進むように調整することもできたはずです。

 

2.活動計画のまとめ

以下が、私が考える活動計画の基本形です。

各プロセスは並走することもありますが、基本はこの形です。

20150927

 

3.各プロセスの詳細

では、各プロセスの詳細を見ていきましょう。

3-1.現状整理・やりたいことの明確化

まず、自身のこれまでのキャリア・仕事内容を振り返りましょう(詳しくは「キャリアの棚卸」)。自身の経験や強みを明確にしながら、これからやりたいこと・将来の夢を具体的に描いていきましょう。

この際、今回の転職で「絶対に譲れない点・譲歩してもいい点」を明らかにすることが重要です(「先の見えない時代における、将来の仕事の選び方」もご参考に)。これが転職活動における大事な判断基準となります。

 

3-2.企業の優先順位付け・グループ化

次に、実際に受けていく企業の整理です。

前プロセスで整理した結果を基に、興味のある業界・企業を片っぱしから集めていきましょう。あとで「この企業を対象に入れるのが漏れていた」なんてことのないように、まずは量です。量を確保するには、自力ではなく「転職エージェント経由」で情報収集するのがオススメです。転職エージェントは、人を募集している企業のデータベースを持っているので、頼っていいところだと考えています。

その上で、第一希望グループ・第二希望グループ…というように企業をグループ分けしていきましょう。私が転職活動した時は、各グループに含まれる企業は5社くらいでした。

 

3-3.書類作成・応募

いよいよ応募書類を作成していく段階です。一般的には履歴書と職務経歴書ですが、希望する業界や企業に合わせたカスタマイズも含めて、転職エージェントと相談しながら作り込んでいきましょう(詳細は「履歴書・職務経歴書におけるポイント(面接官の視点)」「職務経歴書を書く時に押さえるべき「大切なこと」」)。

書類が準備できたら、前プロセスで決めた第一希望グループについて、ついに応募です。ちなみに第二希望グループを応募するタイミングは、第一希望の手応えが見えてきたタイミングがいいでしょう。第一希望で決まりそうなら第二希望に手をつける必要はないですし、第一希望が危うそうになったら第二希望の矢を放った方がいいです。

 

3-4.面接準備

書類を提出してから1回目の面接まで、相応の期間がかかります。先方の書類選考プロセスもありますし、面接の日時調整もありますので。

その間に、実際の面接を想定した準備をしていきましょう。キャリアコンサルタントを面接官に見立てた模擬面接や、想定問答の準備等です(詳細は「面接に向けた準備ができるヒト・できないヒト」)。

ちなみに想定問答については、本当は職務経歴書を作成する段階で進めておくことをオススメします。職務経歴書に書いたことは、面接時に必ず話に挙がりますので、その辺りも想定した書類作りが重要となるためです。

 

3-5.面接

いよいよ企業との面接です。面接のポイントは「いかに入念な準備をしていくか」。準備がばっちりだと、緊張もしませんし、圧迫面接も怖くありません!

面接における採用基準「絶対に守るべき1つのこと」

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面接時に、してはいけない質問

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面接時に好印象を与えるために「注意すべき7つのこと」

 

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