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面接時に好印象を与えるために「注意すべき7つのこと」


面接において最も大切なことは「どれだけ事前準備をしたか」であることは間違いありませんが、その準備をしっかりした上で、次に大切なことは「面接での印象を良くすること・好印象を与えること」です。

各人のキャラクターもありますし、面接官との相性もありますので、「好印象を与える」ための魔法の杖は存在しないと個人的には考えています。ただ、逆に「相手に悪印象を与えてしまうこと」は、これまでの面接官としての経験から、整理することができます。

 

以下に7つの「印象を悪くしてしまう事例」をまとめました。

それぞれはちょっとしたことですが、面接官によっては、減点方式でマイナスが積み上がっていくこともありますし、あるいは1項目ヒットで一発KOの可能性もあります。わざわざ相手に悪印象を与える必要はないので、面接に限らず、図らずもしてしまっていないか振り返って頂ければ幸いです。

 

1.人の目がないところでの言動が雑 →それがあなたの本性?

よく言われることですが、面接以外の言動もチェックされていることが多いです。ここで言うチェックとは、「受付の人がチェックリストを持っている」とかではありません。挨拶する・トイレを綺麗に使う・携帯マナーを守る等、当たり前のことができていない場合、そういう話はすぐに広まるということです。人目につかないところで、人の本性は出てしまいますので…、仮に一瞬の行為だったとしても、悪印象を与えてしまうのは良くないですね。

ちなみに最近多いのは、面接官が部屋に入った瞬間の対応です。それまで、足を組んで態度が悪かったり・スマホをいじったりしていたことが明らかにバレバレな人がいます。勝負の場なのですから、相応の姿勢を維持するのがいいと考えます。

 

2.身の回りのモノがボロボロ →情報や人間関係も雑に扱うんでしょうね…

時々、明らかにモノの取り扱いが雑な人がいます。ひどい時は、面接部屋の机・椅子・扉を乱暴に扱う人もいますが、さすがにそこまでではなくても、持ち物がボロボロな時があります。

筆記具・カバン・靴・携帯電話あたりが目立ちますが、雑な人のモノの状態は、きちんと手入れされて長年愛用しているのとは異なることは一目瞭然です。

こういう人に出会うと、「きっとこの人は、全てを雑に扱うんだろうなあ。情報・人間関係・顧客や会社の備品…」という想像に至ってしまいます。

 

3.カバンやポケットの中がパンパン →頭の中も整理されてないのでは!?

カバンやポケットの中がパンパンで、異常に膨れ上がっている人に会うと、「この人は何事においても整理できない人なんだなあ」という印象を抱いてしまいます。

今のビジネスにおいては、情報の重要性は益々高まっています。情報漏えいは論外として、「顧客からもらったデータを消去してしまった」「どのデータが最新版かわからない」…なんてことは、整理できない人においては頻発します。

そのため、情報に敏感な会社・面接官であればあるほど、整理できない人(整理できないであろう人)を毛嫌いする傾向にあります

 

4.話す間が合わない →コミュニケーション力!

面接官はこちらから選べませんし、その面接官との相性がいいか悪いかはコントロールできません。ただ、相手が仮に苦手なタイプであったとしても、会話の間を合わせることはできるはずです。

間を合わせない例としては、ぽんぽんと軽快な会話のキャッチボールを求める相手に対して、熟考してすぐに答えないとかです。あとは、面接官が活発なタイプで声が大きいのに、自身はぼそぼそと始終話し続ける…。

自分のキャラクターを変えてまで無理に合わせる必要はないのですが、あまりに乖離がある場合は、相手から「なんだか話しづらいなあ。合わないなあ」と思われても仕方ありません。

 

5.特有の癖がある →う、気になる…。

ほぼ全ての人には、独特の癖があります。貧乏ゆすりが思わず出てしまったり、つい皮肉っぽい笑い方をしてしまったり…、自分で気付いているものもあれば、気付いていないものもあるでしょう。

面接はどうしても緊張してしまう場です。かつ、面接官とのやりとりに全神経をもっていかれますので、「無意識下での癖」が一番出やすい局面でもあります。最初は気にならないことでも、ずっと続けていると、「あー、気になる。やめてくれないかなあ」となる人は多いです。最近、気になるのは「髪をひたすら触る人」です。性別問わず、何故かずっと髪を触っているのですが、個人的には印象がぐっと悪くなります。

無意識下での癖は、なかなか自分では気付けないので、キャリアコンサルタント等の第三者に尋ねてみるのが良いですね

 

6.質問したことしか答えない →ウチに本当に興味ありますか?

面接官は、その人の業務内容等を深掘りして質問することで、その人の即戦力性を見極めようとします。そのため、面接の場は、「面接官→応募者」という投げ掛けがどうしても多くなりがちです。

ただ、完全に一問一答になってしまうケースが時々あります。質問されたこと以外は一切話さない。「あなたの一番の強みは何ですか?」とかオープンクエスチョンで投げ掛けても、一言二言返してくるだけです。そのあと、詳細や理由が来るだろうと思って待っていても何も出てこないので、慌てて「…、理由を詳しく教えてもらえますか?」と促さざるを得ない。

面接官の盛り上げる力が足りないのかもしれませんが、「こちらが知りたい情報はある程度教えてよ!」「本当にウチに興味があって、ウチに来たいですか?」と思ってしまうこともあります。

 

7.自慢めいた話し方、あるいは自信のない話し方 →それはビジネス上、損ですよ

前述の癖とも少し関係しますが、話し方が「私はこんなにすごいことやってきたんだ。すごいでしょ」という自慢っぽい雰囲気になってしまう人、そして真逆で「一応こんなことをやってきましたが…」という自信のない感じになってしまう人が、それぞれいます。

その人の性格なので一朝一夕には変えられませんが、自慢話も自信ない話も、人はどちらも聞きたくありません。面接に限らず、ビジネスにおいて致命的になりかねないにも関わらず、通常のビジネスではフィードバックしてくれる人はあまりいません。もしそういう自覚がある場合は、転職活動を機に治すのはいいことだと思いますので、模擬面接等の中でキャリアコンサルタントに確認するようにしましょう。

 

最後に、繰り返しになりますが、面接で一番大事なのは「事前準備」です。この準備なしに、好印象だけを狙いに行っても、相手には容易に見透かされてしまいますので、くれぐれもご注意ください。

「面接に向けた準備」の詳細に関しては、以下をご覧頂けると幸いです。

面接に向けた準備ができるヒト・できないヒト

面接時に、してはいけない質問

面接時に緊張しなくなるための確実な方法

 

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