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仕事でストレスが多い…いざという時の相談先・駆け込み先


ひどい上司・長時間労働・高過ぎるノルマ…と、仕事ではなにかとストレスがたまります。常に緊張を強いられる時も、「もうイヤ!」となる瞬間も決して少なくありません。

ちなみに厚生労働省によると日本における精神疾患の患者数は300万人超とのことですが、これは医療機関にかかっている人数ですので、実際にはもっと多くの人が仕事で悩み・疲れていると想像しています。

仕事でストレスを強く感じる時、そのストレスから逃げ出すことができれば楽かもしれませんが、それでは根本的な解決策にはなりません。そんな時には、相談できる人・駆け込める先を複数持っておくことで、うまく心のバランスを保つこともできますし、ストレスに向かう時の気持ちが楽になると考えています。絶対に避けるべきは、誰にも相談できずに一人で悩み続けてつぶれてしまうことです。

 

1.相談できる相手を色々な観点で確保しておく

社内外で相談できる相手は、例えば以下のように多岐に渡ります。

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ストレス・悩みの内容・状況によって、相談先は社内がいいのか社外がいいのかは変わってくるでしょう。いざという時に自分一人が孤立することがないように、色んな状況で相談できる相手を把握しておく&関係構築しておくことがポイントと考えています。

 

2.勤め先の産業医に相談する

産業医は、50人以上の会社には選任が義務付けられており、社員の健康管理・労働環境等について指導・助言を行う医師です。

産業医を設置している会社では、上司やチームに知られることなく産業医に相談することができます。口外しないようにはっきりとお願いすれば、「産業医に相談したこと」すら外に漏れることはありません。

産業医は、その会社の仕事特性・カルチャー・制度・事例をよく知っており、その上での相談・専門的なアドバイスは有効となることも多いでしょう。

 

3.心理カウンセリングを受ける

ストレス下で問題を抱えている時は、辛さ・焦りが先行し、平常時であれば気付ける解決策にも気付けないことがあります。そして更に心理的に追い込まれる…なんて悪循環に陥ってしまうこともあります。

こんな時は、心理学・心理療法などの専門家である心理カウンセラーに心理カウンセリングを受けることで解決の糸口が見つかることもあります。心理カウンセラーのタイプは様々ですが、特徴は「こちらの話をしっかり聞いてくれること」です。心理カウンセリングではカウンセラーが答えを提示するのではなく、本人が気付けるか否かがポイントとなります。ストレス下で追い詰められた時に、わっと吐き出すことができる存在がいるだけでも支えになるものです。

経験上、私が出会ったカウンセラーの方々は「あなたはこうすべき」とは決して言いませんでした。こちらの話を聞くことに徹して、こちらが考えるきっかけや気付きにつながるような質問や雰囲気作りに秀でているという印象を持っています。

ただ色々調べていると、カウンセラーにも色々なタイプがいるようですね。ストレス下の状況で更にイライラするのは本末転倒なので、自分に合うカウンセラーに巡り会えるかどうかで効果は劇的に変わるでしょう。

 

4.医療機関(心療内科・精神科)を受診する

ストレスで夜も眠れないとか、ストレスで頭痛・腹痛・めまいといった症状がひどい場合は、「心療内科」「精神科」といった医療機関に行くようにしましょう(実際には、産業医やカウンセラーからの指示or紹介で行くことが多いです)。心療内科と精神科の違いは次のサイトが分かりやすいです(どちらにすべき?精神科と心療内科の違いと正しい受診方法)。

医療機関では、上述のカウンセラーのように話を聞いてくれることに加えて、身体や精神の苦痛を和らげるための処置が可能です(薬を処方してもらうなど)。ストレス下の頭痛・腹痛・めまいは、それ自体が苦痛なので、ポジティブなことを考えることができなくなります。「健全な精神は健全な肉体に宿る」と言われるように、体が健康であることが第一です

ただ、この場合も医師によって相性があります。医師の中には、こちらの考え・訴えを否定してきたり・そもそも人の話を聞かない…なんていう変な人もいます。内科や外科とは状況が違いますので、ここも自分に合った先生を見つけましょう。

 

5.転職する

相談先や駆け込み先ではありませんが、ストレスの多い会社にずっと居続ける必要はありません。仕事のストレスがあまりに多くて、ため息をつきながら自分の力が発揮できない所にずっといることは、みんなにとって良くありません。

ストレスがあった時にすぐに転職してしまうのも考えものですが、ストレスの元を改善しようとしたのに改善できない場合、見切りをつけて転職する決断も大事です。自分に合った新しい環境に移ることで、見違えるようにイキイキとし始めた人を私自身も沢山見てきました。

 

さいごに

今こういったところに駆け込む必要はなくても、いざという時に選択肢があると思うだけで気持ちが楽になるものです。人生においては仕事を頑張るべき局面もありますが、それ以上に大事なことも沢山あります。ほんとうに頑張り過ぎないようにくれぐれも注意してください。

以下、仕事が辛い時のオススメ記事です。

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