会社を辞めたいと思った時に人生の指針となる名言・言葉
日々仕事をしていると、会社を辞めたいと思うシーンが少なからずあります。例えば、逆風が吹くとき・失敗して辛くなるシーン・今の状況から逃げ出したくなる局面…と様々です。
辞めたいと思うほどの辛いシーンの後に成長できるか・自分らしいキャリアを描けるかどうかは、その時の心の在り方・行動にかかっています。もし迷って動けなくなったり、感情的になったり、潰されてしまうと、正しく思考・行動できなくなってしまうでしょう。
本日は、会社を辞めたいと思った時に、人生の指針となる名言・言葉をご紹介します。
1.逆風が吹き荒れる時に…
凧が一番高く上がるのは、風に向かっている時である。風に流されている時ではない。
by ウィンストン・チャーチル
逆風が吹く時、つまり辛い時こそ大きく飛躍するチャンスです。辛い時には、心が沈んで動けなくなったり・辛さをどうなくすかに気持ちが向きがちですが、それだけだと事態は何も変わりません。どんな状況であってもめげずに、やるべきことを一歩ずつ極められるかが勝負になると考えています。
逆の言い方をすると、順風の時は大きく成長できないのかもしれません。私自身の経験でもそうですが、仕事に慣れてきて上手く回っている時・人間関係が心地よい時は…短期的にはイイのですが、中長期的に見ると成長は止まっていたなあと感じることも…。
2.失敗して辛い時に…
私の最大の光栄は、一度も失敗しないことではなく、倒れるごとに起きるところにある。
by 本田 宗一郎
こけたら、立ちなはれ。
by 松下幸之助
今日の失敗は、工夫を続けてさえいれば、必ず明日の成功に結びつく。
by 豊田喜一郎
「失敗は、諦めない限り失敗ではない」という主旨の言葉は多くありますが、名経営者の残した言葉はやはり心に響きます。周りを見ていると、仕事で失敗してこの世の終わりのように落ち込む人も多くいます。更には、失敗が怖くてチャレンジできない人もいます(このタイプの人の方がはるかに多い気がします!)。
しかし実際には、ビジネスで大きな結果を残した人でも成功確率は決して高くはありません。転んでもまた立ち上がればいいんです。
僕はずっと失敗してきた。今までのどのビジネスでも一勝九敗くらい。唯一成功したのがユニクロです。致命的にならない限り失敗はしてもいい。やってみないとわからない。行動してみる前に考えても無駄です。行動して修正すればいい。
by 柳井正
3.今の状況から逃げ出したい時に…
私は、人生の岐路に立った時、いつも困難なほうの道を選んできた。
by 岡本太郎
逃げたいけどでも一番辛い道を行くのが、成功への一番の近道だと俺は気付いたんだ
by 魔裟斗
会社では、逃げ出したくなるほど辛い局面も少なくありません。そんな時にも逃げ出さずに本当の地獄を見ると、それ以降はどんなことがあっても大丈夫になる…なんていうことは、ビジネスでもスポーツでもこれまでに経験があるのではないでしょうか。もちろん、こういうメンタル面だけではなく、辛いことを乗り越える過程で確実に実力がつくことも事実です。
特に安易に逃げてしまうと、そのあとに「逃げ癖」もついてしまう場合もあるので…要注意です。
その一方で、「逃げること」に関しては以下のような言葉も。
「今はみじめだけど、これから10年間は素晴らしいものになる」などと考えて行動してはいけません。
あるいは、「今はこれだけしか稼げないけど将来はこの10倍稼げる」などと考えて行動してもいけません。
今、楽しめないものを今後10年間に楽しむことが出来るでしょうか?たぶん、それは無理でしょう。
今、好きなことをやりなさい。
by ウォーレン・バフェット
どういうわけか日本では、我慢を美徳として考える傾向がある。そして、強い自制心を持つことが大人の証明になるとされる。
しかし、私の周囲の成功者とされる人に、我慢強い人物は見当たらない。逆に、やりたいことがまったく我慢できない、子供のような人ばかりだ。そういう人は、好きでやっているのだから、時間を忘れていくらでも頑張るし、新しいアイデアも出てくる。
我慢をして嫌々ながらやっている人が、こういう人達に勝てるはずがないではないか。
by 成毛眞
会社やチームによっては「忍耐」「耐えること」が美徳とされるカルチャーもありますが、人生は本当に一瞬です。例えば昨年一年間を振り返ると、本当に「あっという間」だったのではないでしょうか(個人的には、昨年一年間は「半年くらい」の感覚でした…)。これからの人生を後悔することなく駆け抜けるためには、無駄なこと・イヤなことをしている時間は本当にありません(詳細は「会社をやめる時:こんな事をしてる場合じゃないかもしれない」)。
会社を辞めたいと思った時こそ、職場改善のために声を挙げる、異動できるように本音を上にぶつける、転職活動を本気で始める…といったチャレンジを始めるときかもしれません。
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