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転職における入社時の失敗談:正しくない情報で入社手続きしてしまい…


転職においては様々な失敗談がつきものです。先人(?)の失敗談を教訓として、同じ轍を踏まないようにしたいものです。

今回は、転職における入社時の提出情報について、たかが「手続き」と甘く見ていたCさんの実話をご紹介したいと思います。

 

とある外資系企業に内定が出たCさんは、入社時に、会社からTOEICスコアの提出を求められました。Cさんの英語は、業務では全く通用しないレベルで、TOEICはかなりの低スコア。

ここがCさんの失敗ポイントだったのですが、「あまり深く考えず、入社時の事務手続きの1つとみなして、(実際とは異なる)適当なスコアを提出」してしまったのです。加えて、英語ができないことがバレたくないという見栄もあったようです。

 

入社後しばらくは問題なく新会社で働いていたCさんですが、突然、海外プロジェクトにアサインされてしまいました。その外資系企業では、TOEICスコアに基づき「従業員の英語レベル」がまず測られ、プロジェクトアサイン時の参考情報となります。ちょうど英語ができるメンバーが少なく、従業員データベース上は英語ができるCさんが英語を使う仕事にアサインされてしまった…といった背景です。

 

この海外プロジェクトにアサイン後のCさんの苦労は、半端なものではありませんでした。入社間もないということもありスキルが低いことに加え、英語もできないことのダブルパンチ…。外資系の実力主義の中では二重にバリューが出せず…、残念ながら退職せざるを得ないことになってしまいました。

 

当たり前ではありますが、どんな情報は正しく提出しましょう。この記事を読んで多くの人が感じる「まさかこんなことしないよ」という想いは、当時のCさんも同じでした。一見、事務手続きに見えることでも、この事例のように、後々クリティカルな影響が出ることも…。

ちょっとしたことで、大きく苦労してしまったり・キャリアそのものが傷付いてしまったりしますので、常に正しく・ウソをつかず…まっとうに一歩一歩進んでいきましょう。

 

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