転職時に間違えない「会社の選び方」(会社訪問時に分かること)
転職時の会社の選び方には、様々な視点があります。
例えば、どんな経験ができそうか?どんな企業理念か?大企業か・中小企業か?などなど、押さえておきたいポイントは多種多様ですが、本日は、「面接やウェブサイトでは直接的には分からない点」に着目したいと思います。
以下、会社訪問した時に分かることで、「こういう会社は避けた方がいい」3つのポイントについてまとめました。
なお、他の視点での、企業の選び方については以下もご参考下さい。
1.トイレ
会社のトイレを借りると、洗面台が水で濡れたままになっていたり、トイレットペーパーや手を拭く紙が散乱した状態を時々見かけます。これは、トイレを最も使うその会社の社員が汚く使っているということです。
経験上、こういう会社の特徴は、「自分さえ良ければ」という自己中心のカルチャーであることが多いです。ある人が自分が使った洗面台や紙類を汚くしたまま立ち去り、そしてその状態を見た別の人もそれを放置…という結果が、濡れた洗面台や散らかった紙類です。
これは「定期的に清掃」されているかどうかとは別の問題で、その会社の自己中心マインドが生み出した状態です。
2.廊下
フロア内の廊下にて、その会社の社員であろうという人とすれ違います。その際に、相手はどんな対応をするでしょうか? 「いらっしゃいませ」と一言かけたり、会釈する人もいますが、一切無視する人も多いです。更には、スマホを触りながら歩いていて、こちらに一切気づかないという人もいます。
その会社にとって、フロア内の廊下ですれ違う人は、顧客か取引先か面接希望者か…一瞬では誰かは分かりません。もしかしたら会社にとって非常に大事な存在かもしれないのです。にも関わらず、すれ違っても完全無視だったり、来訪者が困っている様子でも声もかけません。エレベーターで我先に出ようとする人もいます。
これでは、顧客をはじめとする皆からの印象は良くありません。そしてそれは会社の業績にも直接的に悪影響が出ることでしょう。会社のレベルと同じレベルの顧客や取引先しか集まってきません。
3.受付
会社の受付には様々な形態があります。常に人がいて案内してくれることもありますし、電話が置いてあって内線番号をダイヤルするものもあります。
「受付は会社の顔」ですので、どこの会社も気を遣っているはずです。にも関わらず、来訪者にとって非常に不親切なケースが時々あります。「来訪者のことを考えておらず、ひどいなあ」と感じるのは以下のような場合です。
・内線番号が個人別になっており、数十人の名前が書かれたリストが電話の前に置いてある。来訪者は自分で、そのリストから担当者の部署と名前を探さなければいけない。
・上記リストから目的の番号を探してダイヤルしても、その電話はつながらない。来訪者用のリストが正しくメンテナンスされていない。
・訪問者が集中した時など、受付の人の人数が足りず、しばらく待ちぼうけ。結果、相手に会うまでの時間が遅くなり、大事な面談にも関わらず遅刻扱い。
上記3つそれぞれについては、ほんの些細なことに聞こえるかもしれません。ただ、そのちょっとしたことが「会社のカルチャー」「社員のマインド」を表しています。一般的に優良企業・ブランドイメージが良いとされている会社であっても、こういった基本的なことが守られていない会社も結構あります。
そうした会社に入社してしまうと、やはり自分も、そうした悪いカルチャー・自分勝手なマインドに染まってしまいます。自分が新天地でそうなりたいかと問われると、きっとNOだと思いますので、上記のような会社は避けた方がいいと考えます。
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