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転職を成功に導く「転職エージェントの利用方法」


一人孤独に戦うことの多い転職活動においては、転職エージェントのキャリアアドバイザー(コンサルタント・カウンセラー)は心強い味方です。うまく二人三脚で進んでいくことで、転職活動の成否は大きく変わると考えています。以下、転職アドバイザーとの上手な付き合い方における4つのポイントです。

①自分の市場価値を把握する:

日々の仕事をこなしていると、自分の市場価値を意識する機会、あるいは市場価値を把握する機会はほとんどありません。慌ただしく目の前のタスクをこなし、1日が終わってしまいます。そんな時、少し立ち止まって、キャリアアドバイザーのプロの目線から、これまでのキャリア・スキル・年齢等を基に、「今の人材市場にてどれくらいの価値(ニーズ)があるか」を尋ねることで新たな気付きが得られます

今すぐ転職活動をする/しないに関わらず、今の自分の価値を客観的に見てもらうことは、今後の仕事の取り組み方を考える上で重要です。市場価値を高めるよう、日々の仕事に目一杯取り組むことで、将来的に転職する際に、よりスムーズに・より良い条件で転職することができるでしょう。

ちなみにポイントとしては、「市場価値=今転職した時の給与水準」だけではありません。今この瞬間の話だけでなく、将来的にこの仕事はどんなトレンドにあるのか、将来価値はどうなるのか、キャリアアドバイザーの意見を聞いてみることで、様々な角度からキャリアを考えるきっかけとなるはずです。

 

②仕事を紹介してもらう:

利用シーンとして一番イメージしやすい点かもしれませんが、転職エージェントは、多くの求人案件を持っていますので、この求人を紹介してもらうことができます。世の中にどんな働き口があるかは、なかなか自分一人では探しきれませんので、「仕事を探す」という行為はプロに任せましょう

紹介にあたっては、多くの場合、キャリアアドバイザーと面談して、自分のやりたいこと・スキル等とマッチングした企業を紹介してもらうことになります。だからこそ、キャリアアドバイザーには、自分の価値観や事情も含めて本音をじっくり伝えることが肝要です。

ちなみに、往々にして、「自分の希望や憧れ」だけを伝えがちです。逆に、「プロの目線から見たオススメ企業や職種」も聞いてみるといいでしょう。思いのほか興味のあるお宝が出てくるかもしれません。

なお、どんな企業を受けるかについては最初にしっかり考えましょう。実際に選考プロセスに入ると、相応の時間とエネルギーが必要になりますので、なかなか後戻りはできません。「どういった企業を選ぶべきか」も合わせて先に相談するといいと考えます。

※以下記事もご参考ください。

転職時にどういった企業を選ぶべきか?(経験編)

転職時にどういった企業を選ぶべきか?(経営理念編)

転職時にどういった企業を選ぶべきか?(社員編)

 

③資料をチェックしてもらう・面接準備を手伝ってもらう:

選考プロセスにおける大きな関門は「書類選考」と「面接」です。それぞれにおいて、キャリアアドバイザーの力も借りながら、その成功率を高めていきましょう。

書類選考におけるポイントは、相手が紙をぱっと見た時にノックアウトにならないことと、仕事振りがイメージできることです(履歴書・職務経歴書におけるポイント参照)。こうしたポイントを基に、分かりやすい書類を準備しましょう。ただ、履歴書や職務経歴書作りに慣れている人はいませんので、一人で作るとどうしても自分目線だったり、分かりにくくなってしまいがちです。キャリアアドバイザーにしっかりチェック&アドバイスしてもらい、渾身の応募書類を作りましょう。

面接は一回勝負ですので、そのための準備が大事です。私の場合は、「どういう方向性で準備するか?」から始まり、キャリアアドバイザーを面接官に見立てた「模擬面接」が有効でした。更に、面接官役には、「自分の好きなタイプ」だけではなく、「自分の苦手なタイプ」も演じてもらう…なんてお願いもしました。今思うとだいぶワガママですね…でもオススメです!

 

④内定後のサポートを受ける:

企業にもよりますが、基本的な連絡フローは、「自分↔転職エージェント↔企業」。そのため、内定後の給与や入社タイミングの話は、エージェント(キャリアアドバイザー)経由で行うことが多いです。給与については、あまり希望を言い過ぎない方がいいと個人的には思っていますが、「入社タイミングの相談」や「他企業と悩んでいること」を正直に伝えるのはありだと考えています。私の場合は、2社同時に内定が出たので、両社に正直に伝え、フォローアップ面接を実施してもらいました。そこで企業の本当の姿を押さえ、最終的な意思決定をしました。

更には、キャリアアドバイザーは、その企業に多くの人を紹介・入社させています。そのため、どんな行動が活躍・飛躍につながるかを知っていることも多いので、入社後のスタートダッシュのためにも是非話を聞いてみましょう。

 

相性のいいキャリアアドバイザーと出会えれば、上記のように強力なサポートを得ることができます。だからこそ、転職活動の初期においては、様々な転職エージェントのキャリアアドバイザーに会って、信頼できるパートナーを探しましょう。

 

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