転職クエスト

2015年5月、ビズリーチが新しい求人検索エンジン「スタンバイ」をリリースしました。「スタンバイ」はインターネット上の求人情報を横断検索できるサービスなので、求人サイト経由で仕事を探すときの利便性を大きく高めることができます。

こうした利便性向上だけではなく、このサービスによってこれからの仕事探しが変わる転機となるかもしれないと言われています。今回はそんなサービス「スタンバイ」の特徴をまとめました。

 

1.「スタンバイ」の特徴

「転職探しならスタンバイ」の特徴を、以下の３点より説明していきます。

・転職市場で経験豊富なビズリーチが運営

・求職者にとっての利便性向上

・今後「スタンバイ」だけに登録される求人が増加

 

1-1. 転職市場で経験豊富なビズリーチが運営

「スタンバイ」を運営している株式会社ビズリーチは６年前に創業。その後、ハイクラス層を対象とする「ビズリーチ」や20代を対象とする「キャリアトレック」といった転職サイトを展開し、ターゲットを絞り込んだ戦略で大きく成長してきました。

現在従業員は530名。このうち40名のエンジニアを「スタンバイ」に投入済みで、これまでに培ってきた経験と最新技術を駆使しながら、求職者の希望にぴったりの検索結果が表示されるようになっています。

 

1-2. 求職者にとっての利便性向上

求人サイト経由で求人を探すときの「従来の方法」と「スタンバイを利用した方法」の違いは以下のイメージとなります。

 

これまで求職者は、各求人サイトや企業ホームページ等に個別にアクセスしなければならず、大きな手間でした。さらに、存在すら知らないサイトの求人についてはカバーすることができませんでした。

一方、「スタンバイ」はネット上の求人情報を横断検索できるため、リクナビやマイナビといった大手求人媒体、地方特化型の求人媒体、各企業の求人募集ページなど、1,000以上のサイトの400万件の求人が一箇所に集約されます。
そのため、各サイトや企業ホームページを個別に訪問・検索する必要がなくなり、求人検索にかかる時間を短縮することが可能です。
加えて、これまでにカバーできなかった求人に出会うこともできるようになり、思いもよらなかった縁に恵まれることも増えるでしょう。

 

1-3. 今後「スタンバイ」だけに登録される求人が増加

前述の通り、現在400万件の求人情報を検索できますが、今後は「スタンバイ」にしかない求人が増えてくることが予想されます。

本サービスの利用料については、求職者にとって無料であることに加えて、求人を出す企業にとっても完全無料です。そのため今後は、「採用コストが高いので、採用に踏み切れなかった企業」の登録が増えてくるだろうというのがその理由です。こういった求人情報は「スタンバイ」にのみ掲載されますので、仕事を探す人にとって魅力の一つとなるでしょう。

 

以下、ビズリーチのウェブサイトからの引用です。

「すべての働きたい求職者とすべての採用したい企業が出会える場をつくり出す」
スタンバイは、転職・就職活動中の求職者だけでなく、求人情報を掲載する企業も全サービスを無料で利用できる点が画期的で、このビジネスモデルにより、企業は採用コストの問題を解決できます。スタンバイは、すべての企業が無料で簡単に採用活動でき、すべての求職者が日本中のあらゆる選択肢から効率的に仕事を選べる、自由でオープンな採用市場を目指し、日本に採用革命を起こします。

 

2.「スタンバイ」の検索画面

「スタンバイ」は、PCやスマートフォン、タブレット、スマホアプリから利用できます。以下にてPCとスマホアプリの検索画面を見ていきましょう。

2-1.PCの検索画面例

左のサイドバーにあるように、以下条件にて検索することができます。

・勤務地（都道府県別・地図から探す）

・推定年収

・雇用形態（正社員・派遣社員・アルバイト/パート・契約社員等）

 

検索した後は、各求人をクリックすることで、他社サイトや企業ホームページに移動することができます。
更には、メールアドレスを登録しておくことで、検索条件に合った新着求人をメールで受け取ることができる機能も便利です。

 

2-2.スマホアプリの検索画面例（iOS）

iOS・アンドロイドのアプリをインストールすることで、スマホからも求人検索が可能です。個人的な感覚としては、地図から探す場合はやはりスマホからが便利ですね。

 

まとめ

前述の通り、今後は「スタンバイ」にしか掲載のない求人情報が増えることが期待されます。ビズリーチ社も、「スタンバイ」をこれから積極展開していく予定とのこと。

日本での採用革命につながるかもしれない「スタンバイ」、是非チェックしてみてください。

→「転職探しならスタンバイ」