転職エージェントの選び方 “自分に合わないトコは使わない!”
転職を進めるにあたっては転職エージェントをうまく使うことで、転職の成功確率は高まりますし、就職先が決まるまでのスピードが早まります(転職エージェントの利用方法は「転職を成功に導く「転職エージェントの利用方法」」参照)。そのため、転職エージェントには積極的に登録して進めていきたいところです。
ただ実際には、自分に合うエージェントもあれば・そうではないエージェントも。転職エージェントが自分に合うかどうかは実際にコミュニケーションをとらないと分からないため、おすすめの進め方は「まず複数エージェントに無料登録したあとに、自分に合わないトコを絞り込んでいく」ことです。
今回は登録後に絞り込んでいく際の「転職エージェントの選び方」についてのお話です。
1.自分の時間軸に合いそうか?各種案内が分かりやすいか?
転職エージェントに登録した後の「最初のレスポンスのスピード」や「次ステップの案内の分かりやすさ」が自分に合っているかをまずチェックしましょう。こうした「初期アクション」は、キャリアコンサルタント個人の差というよりも、会社としての差が表れます。
「早く転職したい!」と急いでいるときに、レスポンスが遅ければ「ああ、ここは違うな」となるでしょう。その一方で「登録はしてみたけどすぐに転職するかどうか不明。いいところがあれば」というときには、エージェント側から急かされることは苦痛となるかもしれません。
初期段階で感じる違和感はそのあともずっと続くことが多いというのは、経験上も多いのではないでしょうか。ステップが進めば進むほど、別エージェントに切り替えることは面倒臭くなります。エージェントとの面談でこちらの話も沢山して、書類も作り込んだ後ですと、心理的にもエージェントを変えることができずに、なんとなく不満を抱えたまま転職活動を続けなければいけなくなってしまいます。そうなる前に、初期段階のチェックでしっかり見極めていきましょう。
2.実際に出てくる求人は希望と合致しているか?
業界を絞らずに様々な企業に応募したい場合は「総合的な大手エージェント」、そして狙う業界が絞られている場合は「その業界に特化した専門エージェント」が、一見良さそうな気がします。ただ、「専門エージェント」といっても、希望条件やタイミングによってはベストな選択肢ではないこともあります。実際に私自身も業界を絞って転職しようとしたときに、「専門エージェント」からあまり多くの求人は出てこず、結局「総合的な大手エージェント」からの沢山の求人の中から転職先を決めたことがあります。もちろん、大手エージェントと言いながらも、希望する業界の求人が全然出てこないという逆のケースもあります。
タイミングによって、エージェント各社が力を入れる領域は変わるため、こればかりは偶然も含めて予測できません。そのため、複数エージェントからの実際の求人を見比べる中で、自分の条件に合っていそうな転職エージェントを見極めるしかありません。
なおこの場合、もし登録エージェントが一社だと、希望に合致する求人が多いのか少ないのかも判断できずに、限られた枠の中で選ぶしかなくなります。結果的に後悔の確率が高まってしまうので、人生で大事な転職を失敗しないためにも、冒頭でも触れたように複数エージェントに登録したあとに絞り込んでいくのがイイでしょう。
3.一人のキャリアコンサルタントが担当している求職者数は?
「一人のキャリアコンサルタントが何人の求職者を担当しているか」の情報はあまり公になっていませんが、転職エージェントによってかなり違うと言われています。例えば、最大手のリクルートエージェントとマイナビエージェントだと3倍くらい違うなんていう噂も。
一般的な傾向として、一人が担当する求職者数が多いほど、一人一人にかけられる時間は少なくなります。そのためじっくり時間をかけて向き合ってもらいたい人は、「一人のコンサルタントが担当する求職者数」が多いところは避けるほうが満足度は高まるかもしれません。
では、あまり公になっていないこの情報をどうやって取得するか? 噂を調べるのではなく、キャリアコンサルタントに直接聞くのが一番と個人的には考えています。「自分の担当コンサルタントが同時並行で何人くらい見ているか」を数社で聞いてみましょう。さらっと「何人くらい見てらっしゃるんですか?」と投げかけて、大体の数値でもつかむことができたらエージェント間の比較ができますので。
まとめ
以上、転職エージェントの選び方について3つのポイントをまとめてきました。実際にはエージェントに加えて、キャリアコンサルタント各人との相性も大事ですが、詳細は「キャリアアドバイザーを選ぶ時のポイント」をご覧頂ければと思います。
↓↓↓主な転職エージェントを以下のページにまとめました↓↓↓
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