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転職エージェントを使わない方がいいケース例


転職活動においては、プロの目線から客観的な相談に乗ってくれる「転職エージェント」は貴重な存在です。これまでも、転職エージェントの選び方・活用方法を書いてきました。

一方、転職エージェントを使わない方がいいシーン、あるいは使うことができないシーンもあります。本日はそんなシーン例をご紹介したいと思います。

※転職エージェント(キャリアコンサルタント)の選び方・活用方法に関する記事も合わせてご覧ください

キャリアアドバイザーを選ぶ時のポイント

転職を成功に導く「転職エージェントの利用方法」

 

1.ベンチャー企業等の「創業間もない企業」を狙う

創業間もない会社の場合、まず転職エージェントに登録していないことが多かったりします。転職エージェントも全企業をカバーすることは不可能ですので、相応の規模があって、継続的に採用をしていそうな企業を中心にあたっていくこととなりますので。

そのため、創業間もない企業狙いの場合、転職エージェントから紹介が上がってくることはあまりないと思います。

 

中には、将来のことも考えて、まだ規模が小さいうちからエージェント登録している企業もあります。そういった企業については、エージェントからの紹介も期待できますが、結論としては「転職エージェント経由でのアプローチは得策ではない」と考えています。

その理由は、知り合いのベンチャー企業の社長と話をした時に、こんなことを言っていたからです。

“我が社は、先々を考えたお付き合いも含めて大手エージェントに登録してるんだけど、その中に、本当にエージェント経由で応募してくる人がいるんだよね。でも正直なところ、そういった人のマインドは、ウチに向いてないと思ってる”

“物事への取り組み方として、ウチに向いているのは、「自分の力でなんとか切り開いていこうとする人」。私の個人的な考えでは、間に誰かに入ってもらってオススメしてもらう…っていう姿勢自体が不思議でたまらない。もちろん実際には会ってみるんだけど、やっぱり考え方がウチに合わない。一方、最近会った人でいいなって思ったのは、我が社のウェブサイトを見たり、私と会った上で、直接アプローチしてきた人かな “

 

2.求人をあまり出していない企業を狙う

「一本釣りでこの企業に行きたい!」という熱い想いがあって、ただ「表向き」は募集がかかっていない場合は、転職エージェント経由ではアプローチできないので、直接ドアノック、あるいは紹介経由でアタックしていきましょう。

もちろん本当に中途の採用意欲がない場合もありますが、「たまたま退職者が出る」「いい人がいれば考える」という会社も中にはあります。

 

更には、私の友人で、中途をあまり採用しないことで有名な企業に直接アプローチして内定を獲得した強者もいます。その人いわく、

“その会社に直接問い合わせた時には、人の募集は一切してなかったんです。もちろん、どの転職エージェントにも求人の話はない状況でした”

“ただ、少し粘ってその会社と話をしてみると、「不定期に求人が出るかもしれず、その時は自社のウェブサイトにその旨がアップされる」とのこと。ただ、「いつも応募が殺到するので一瞬ですよ」とのことでした。なので、毎日その企業のウェブサイトを見続けていたらある日、聞いた通りに募集がアップされてました。職務経歴書等はもちろん完璧に準備済でしたので、すぐに応募して、内定をもらうことができました

 

なお、「自社の社員からの紹介を重視」している企業もあります。特にネームバリューのある企業の場合、公募すると、会社のことを知らずに憧れも含めて様々な人が応募してきます。選考だけでかなりの時間が取られてしまい、その結果、イイ人と話す時間が奪われてしまうようです。

一方で、人となりも含めた上での「社員からの紹介」であれば、じっくりと応募者と話をすることができ、結果として合格率も非常に高い…というのがその理由のようです。

 

 

以上は一例ですが、もし上記のような会社を狙いたい場合は、転職エージェント経由ではなく、自力で動くのが良さそうです。

ただ、もちろん「転職エージェントを使うor使わない」の二択ではありません。狙いたい企業を最初から絞り込み過ぎるのは危険ですし、「転職エージェント経由で受けた方がいい企業」もあります(企業側の視点として、明らかなミスマッチを回避すべく、転職エージェントのフィルタを重視している企業も存在します)。

 

つまり、自力で進めると同時に、転職エージェントからの紹介も受けていく。その中で、情報収集・職務経歴書チェック・模擬面接など、様々なサポートを受けていくことで、「より納得のいく転職」が実現できるようになると考えています。

 

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