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転職時の面接で意外と出てしまう癖。そんな癖を直す方法

転職時の面接で意外と出てしまう癖

転職時の面接においては緊張がつきものです。更に面接中は、質疑応答に集中しているため、自分の素の部分が出がちです。

この素のうち気を付けたいのが、「知らず知らずに出てしまう癖」。貧乏ゆすりはNG等はよく言われますが、それ以外にもついやってしまう癖は沢山あります。相手にマイナスの印象を与えてしまう癖は、事前に気付いて直しておきたいものです。今回はそんな面接時に意外と出てしまう癖・それを直す方法についてのお話です。

 

1.自分にどんな癖があるか?

まずは「自分にどんな癖があるか」に気付くところからがスタートです。癖の中には、自分で自覚しているものもあれば、全く自覚していないものもあるでしょう。

私自身が面接官としてこれまでに色々な方とお会いする中で、よくみかける癖の一例を以下にまとめました。

 

1-1.言葉と言葉の間の「えー」とか「えーっと」

言葉を探しながら話している場合、「えー」や「えーっと」といった意味のない言葉でつなぐ人がいます。考えながら話しているとき、あるいは無言がこわいときに出がちの癖ですが、これを極端に嫌う人は少なくありません。ひどいときには、言葉の間に「そうですね…」とか言ってしまう人もいます。

 

1-2.相手と目を合わせない

初対面の人の目をしっかり見ることが気恥ずかしいときもありますが、全く目を合わせないのはよくありません。「話すとき」と「聞くとき」の2つのシーンがありますが、両方できない人もいれば、片方だけできない人もいます。特に前者の「話すとき」に、相手の目を見ながら話すことが苦手な人が多い気がします。

 

1-3.手元にあるものをずっと触っている

面接中、手元にあるペンや自分の髪をずっと触っている人がいます。普段から何かを触っていないと落ち着かないのかなと想像していますが、「落ち着きのない人」だという印象を相手に与えてしまいます。ごくまれに面接中に(無意識のうち)ペン回ししてる人も!笑

 

1-4.部屋で待っているあいだに足組み

部屋で面接官を待っているとき、ついつい足組みしてしまう人がたまにいます。面接官があとで入室してきた瞬間に慌てて姿勢を正していますが、相手には完全に伝わっています。決して良い印象ではない癖ですね。

 

以上は一例ですが、これ以外も含めて自覚していない癖も多くあるのではないでしょうか。一度、自分にどんな癖があるかを第三者に見てもらうのがおすすめです。家族や友人でも構いませんが、仲のいい人よりはもう少し客観的な人がいいと考えています。転職エージェントのキャリアコンサルタントに見てもらうことで多くの気付きが得られるでしょう(「転職を成功に導く「転職エージェントの利用方法」」「転職エージェントまとめ(体験談・おすすめも)」もご覧下さい)。

 

2.気付いた癖をどうやって直すか?

自分にどんな癖があるかに気付くことができただけで、大きな進展です。癖の中には気付けただけで直るものも多いためです。

ここでは更に、積極的に癖を直すための方法を列挙しました。癖を直す方法はいろいろありますが、個人的に実践してきて有効な方法に絞っています。

 

2-1.別の習慣で上書きする

最初は、別のことを習慣とすることで「今の癖」をやらないようにする方法です。例えばつい手元のモノを触る癖がある場合、モノを触る代わりに「手を握る」とか「手を組む」とか別の行動をとるように刷り込んでしまうというものです(直す過程では、人前ではなく一人の時に…)。人間はびっくりするくらい「慣れの生き物」ですので、新習慣での上書きはそこまで難しくないことが多いです。

 

2-2.癖を直すための自分ルールを作る

直したい癖をやってしまったら「こうする」というルールを、自分の中で作る方法です。例えば、癖をやってしまったら「●円貯金する」とか「回数をカウントしてグラフ化する」といったように可視化することで、抑止力を働かせることが可能です。特に可視化は、改善していく過程が目に見えるため、モチベーション維持の観点からもおすすめです。

 

2-3.周りに宣言する

家族や友人といった周りに「この癖を直す。癖が出たら指摘して」と宣言してしまいましょう。癖を直したいと思っていても日常では忘れてしまうもの。そんな時に他人の目にチェックしてもらえれば、いやでも思い出すことができます。

 

なお、癖を出さないための王道中の王道は「緊張しないように準備をしっかりして面接に臨むこと」です。冒頭でお話したように、普段は大丈夫なのに緊張すると出てしまう癖も多いです。「面接時に緊張しなくなるための確実な方法」「面接の練習におけるポイント “もう面接は怖くない!”」もご参考にしてください。

 

まとめ

こういった癖も含めて「その人らしさ」ですので、癖を否定するつもりはありません、ただ、もし全く自覚なしに相手に「ん?」と思われているのなら損です

まずは自分の癖に気付く。そして少し工夫しながら直してみる…こうしたちょっとしたことで、面接時の印象がぐっとアップするでしょう(「面接時に好印象を与えるために「注意すべき7つのこと」」「転職時の面接でよく聞かれる質問集!100個の質問事項まとめ」も参考になります)。

 

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