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面接での自己PRのコツ (色々な角度からの質問にうまく対応する)


面接突破のために大事なことの一つは「事前準備」です。これについては、以前に「面接時に緊張しなくなるための確実な方法」「面接の練習におけるポイント “もう面接は怖くない!”」等でお話してきました。

ここで具体的な面接シーンを考えると、実際にどんな角度で質問が来るのか・どんなやりとりがなされるかは、その時の状況や面接官によって大きく変わります。例えば、自分は「がっつり5分の志望動機」を話せるように準備していったのに、面接官から「志望動機を一言で教えてもらえますか?」と言われるかもしれません。そんなときに、用意してきた5分のスピーチを繰り出すのも良くありませんし、あわてふためいて何を言ってるのか分からなくなるのも良くありません。

 

色んな角度で質問が来ることを想定して、準備を進めることが重要です。今回は、様々な質問・リアクションにうまく対応しつつ、自己PRするコツについて考えていきたいと思います。

 

1.複数の回答パターンを用意しておく

面接においては、そのときの状況や面接官からの指示に応じて、複数パターンの回答をできるように準備しておきましょう。最もよく出てくるのは「回答する時間の長さ」です。

ここでよくやってしまう失敗例は、面接の最後で「ここだけはアピールしたい強みを一つ教えてもらえますか?」と面接官に言われたときに、延々と話し続けるヒトがいますが…、これでは相手を困らせてしまいます。自分が言いたいことは数十秒で話し切れるようにしておくという「エレベータートーク」も必要ですし、その一方で具体例も交えながらリアリティをもって語れるフルバージョンの準備も必要です。

 

特に「志望動機」「自分の強み」「今やっている業務や専門領域」は最も重要となるため、以下の3パターンで伝え切れるようにしておくことで、どんな角度から質問されても困ることは少なくなるでしょう。

一言で結論だけを伝え切る(文にすると2・3行ほど)

数十秒~1分くらいでコンパクトに話し切る

具体例や理由も交えながら、3分間程でストーリーを語る

 

2.面接官のリアクションのパターンを予想する

面接官からの質問に答えた際、(自分の回答に対して)予期したリアクションが返ってくるかどうかは分かりません。実際には、予期しないリアクションが返ってくることの方がはるかに多いでしょう。

よく聞く失敗例の一つは、楽観的な人が理屈っぽい面接官に出会ったとき。面接官からの「なんでそう言えるんですか?」とか「どうしてそれをやったんです?」といったように突っ込まれて“しゅん…”となってしまいます。この例は明らかに準備不足なわけですが、希望する企業に是非行くためにも、様々なタイプのリアクションに対応できるように大きなパターンは押さえておきましょう。

 

以下に、主な面接官のリアクションのパターンを5つ挙げました。

理由を聞かれる
(例:「どうしてそう考えたんですか?」「何故そのときXXしなかったんですか?」)

結論を聞かれる
(例:「先に結論言ってもらえますか?」「で、結局どうなったんですか?」)

自分なりの考えや示唆を聞かれる
(例:「XXについてはどう考えますか?」「その経験から何を得ましたか?」)

具体例を聞かれる
(例:「具体的な話を教えてもらえますか?」「その強みを表すエピソードはありますか?」)

まとめやポイントを聞かれる
(例:「これまでの職歴のテーマを一言で言うと?」「その成功体験に共通する成功要因は何ですか?」)

 

3.さいごに

上記はよくある例をピックアップしたものですが、意味ある想定問答のためには、面接のシーンをリアルに想像することが大事です。以下記事も参考にしていただくことで、ご自身に合った具体的な準備ができると考えています。

転職時の面接でよく聞かれる質問集!100個の質問事項まとめ

ビジネス上の想像力を鍛えることで”仕事がデキる人”になる!

 

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